「無料体験レッスンやっています」
昔はありませんでしたが、今は当たり前のこの制度。
先生選びで迷っている方にはありがいですね。
ただ、先生の方はそんなにありがくない場合があります。
「無料体験」が当たり前になる前は「見学」が多かったです。私個人的には見学の方が良かったです。普段通りのレッスンを見てもらえるし、相手側もどんな先生なのかとりあえず見れますし。
「無料体験」だと、習うか習わないかわからない子の為に時間を取って、しかも初めて会った子の能力も性格も何もわからないのに、最初の一回目で何かしろっていうのは私にはとても大変です。
私はNHKの歌のお姉さんのような明るさもテンションの高さもないので、
「大したことはできません。それでも良かったら顔合わせくらいのつもりでいらしてください」
くらいのゆるいことしか言いません。
あんまり頑張って熱量あげてもその後続かないし、そこは正直に・・
お母様と雑談したり、子供にちょっとリズムとかやらせていると、お互い
「あ、この人とは気が合うな?」
と肌で感じたりします。
そんな感じで「縁があれば」くらいのゆったりした感じで構えています。
やたらめったら広告をうったり宣伝したりすると、とんでもない人が来る可能性が多くなります。
私のいう「とんでもない人」は、Yahoo!知恵袋(またでた)で見た記事なのですが
無料の託児所代わりに無料体験レッスンを利用する人です。
この記事を読んだ時には椅子からずり落ちそうになりましたよ。
手法としましては、無料体験やっている教室を探しまくって子供をポイと預けて親はどこかへ行っちゃうという。
これはピアノの先生自身の書き込みではなくて、知人にこのように無料体験を利用している人がいて驚いたと言う保護者からの書き込みです。
私も驚きました。
最初からピアノを習う気が毛頭ないのにいくつもの無料体験を申し込む方は最近は増えている模様です。(私独自の狭い調査データより)
ですので、最近は有料にしているところも増えているようです。
それでも
もしかしたらこれをきっかけに興味無かった人でも興味を持ってもらえる機会になるかも!これも一つの春の風物詩ね♬
と、大らかに構えるか
こんな非常識な利用者は冗談じゃないわ!最初から線引きする為にうちは有料よ!
と二手に分かれると思います。
今現在体験レッスンを有料にしている教室はこういった事情もあるのだと察していただけたら嬉しいです。