シンデレラのお話を知っていますか?
なぜこんなことを聞くかと言うと、今の子供はシンデレラのお話を知らない子が結構多いからです。
ギロックの「ガラスの靴」と言う曲があります。
シンデレラのお話が元になっています。小さく注釈がいくつか書いてあり、ラストはシンデレラが階段を駆け下りると書いてあります。
大抵小さい頃絵本をよく読んだ人は、舞踏会に行っているシンデレラが夜12時になる前に慌てて帰ろうとして、階段でガラスの靴を片方落としてしまうということを知っています。
この話には、ピアノを弾く上で大事な要素がたくさん含まれています。
まずドレスの生活であるという事、舞踏会でワルツを踊るということ、魔法使いが出てきて非常にファンタジーに溢れているお話という事。
ピアノは西洋の文化なので、私たち日本人もその文化を理解することは大切です。
シンデレラのお話を知らない子には、まず絵本を見てみてといいます。お母さんにもその話をします。
すると、たいていのお母さんは少し驚いて、子供に対して「あれ?知らなかったの?」と言います。
「ではお母さん、図書館に行ったり、YouTubeなどで簡単に見れますからぜひ見せてあげて下さい」
と言うのですが、これがなかなか実行されない。勉強しろピアノの練習をしろとは言うのですが、一緒に絵本を探したりシンデレラのお話を一緒に動画で見たりはしません。
シンデレラのボロボロの服が魔法使いによって素晴らしいドレスに変わったり、かぼちゃが素晴らしい馬車になるシーンなど、ワクワクします。
豪華なお城で素敵な王子様とワルツを踊り、みんなの注目の的になるシーンはドキドキします。
魔法が解ける前に慌ててお城を飛び出階段を駆け下りるシーンはハラハラします。
これ子供の時に読まないでいつ読むの!
ぜひぜひ本はたくさん読んでほしいと思います。子供の想像力、ファンタジーの世界をたくさん広げてあげてください。
美しいお姫様への憧れや、ワルツの軽い足取りや、ドレスの裾が揺れる動きも全部全部ピアノに生かされます。
特に幼少期は踊りの曲が多いのでなおさらです。